有馬記念2022の予想!荒れるのか?!
ちょっと早い気もしますが気分が有馬記念一色になっているので有馬記念の予想をしていきます。
危険な人気馬
イクイノックス
現在一番人気想定のイクイノックスだが2019年のアーモンドアイの再来になるような気がしてならない。
理由は末脚勝負に強い馬なので本来中山競馬場が最高の舞台ではないと思うからだ。どう考えても東京の長い直線でこそ買いたい馬。私の予想ブログを見続けてくれているとこの馬が何回か出てきていると思うが皐月賞では切っている。それぐらいこの馬を中山競馬場で買いたいと思わない。
ただし、バッサリ切ってもいいのかというとそうでもなく、ルメールマジックで皐月賞のように2着に突っ込んでくる可能性は十分あると思っている。
危険というのは頭固定で買うとか単勝一点勝負というのが危険ということでヒモとしては必ず抑えておきたい一頭と言ってもいい。
似ている馬としてはブエナビスタでものすごい脚で迫るも2着という感じがしてならない。ブエナビスタは有馬記念2回出て2着、7着。イクイノックスは3歳馬なので斤量的に有利というのもあり2着候補にしてもいい馬だと感じている。
穴馬候補
ボルドグフーシュ
この馬は大好きな馬であり京都新聞杯爆勝ちさせてもらったのが記憶に強く残っている馬である。
今回の有馬記念は現在6番人気15倍台の想定オッズとなっているがもっと評価してもいいと思う。
この馬は前回の菊花賞、最後上がり最速のものすごい脚で迫って2着と勝ち馬よりも強い競馬をしており十分有馬記念一着を狙える一頭だと感じる。
1着が無理だとしても比較的パワーのいる馬場となる有馬記念でスタミナ勝負になれば十分3着以内に入ってくる一頭だろう。似ている馬としてはワールドプレミアか。
騎手が吉田隼人騎手から福永騎手に変わるのはマイナスポイントではある。G1の8大競争で福永ジョッキーは有馬記念だけ未だ勝ち星なしということと今年の中山競馬場での騎乗の成績がかなり悪い点も気になる(皐月賞は勝っているが)。
頭固定で買うのは怖いが3連複のヒモとしては厚く買っていい馬ではあると思う。
本命候補
タイトルホルダー
正直この馬の強さを侮っていたせいで春の天皇賞、宝塚記念を外してしまったのが悔やまれる。去年のタイトルホルダーはまだまだ安定感がない感じではあったが今年に入ってずっと強い。凱旋門賞は馬場があの状態だったことを考えるとしょうがないとしか言いようがない。それでも日本の精鋭馬の中では最上位の着順であり、ディープボンドにもドウデュースにも勝っている。
今回のメンバーを見ても今のタイトルホルダーなら負ける気のしないメンバーであり、ここは本命候補筆頭としたい。
ディープボンド
昨年の2着馬。このレースはリピーターの多いレースであり、昨年と同じローテーションとなる凱旋門賞からの参戦は昨年のように連対する可能性が高いと見る。
昨年と違うのは川田ジョッキーに変わったことだが川田ジョッキーはアドマイヤモナーク以来全然有馬記念で馬券圏内に入っていない…。2番人気のラブリーデイでも馬券圏外に沈んでいるし、人気だったキセキでも全くダメ…。それを考えると和田ジョッキーの方が良かったように思えるが馬は強いと思うので本命候補とする。
今年の秋のG1レースはG1初勝利が続いていることからその点で1着候補の一頭ではある。
ジェラルディーナ
母親がジェンティルドンナという良血。ジェンティルドンナは引退レースである有馬記念で優勝しておりこの馬も有馬記念を勝つ可能性を感じる。前回のエリザベス女王杯は外枠有利の馬場であり、その前のオールカマーは内枠有利の恩恵を受けての勝利ということで枠に恵まれた感はあるものの安定感のある成績が続いているし、今回も短期免許で来日している名手クリスチャン・デムーロ騎乗ということで十分勝利のチャンスは有るとみている。
気になる馬
エフフォーリア
昨年の優勝馬であるが今年は大阪杯と宝塚記念を立て続けに馬券外に沈んでいる。
敗因は関西輸送が精神的に辛かったとか阪神競馬場が合わないとかあるがどうかはよくわからない。復活Vがあるかもしれないし、また馬券外に沈むかもしれない。
取捨選択が難しいが3歳の時は良かったのに古馬になってからあんまりな馬はとてもたくさん見てきた。
ブラストワンピース、サトノダイヤモンド、ゴールドシップ、ヴィクトワールピサと枚挙にいとまがない。オルフェーヴルとシンボリクリスエスが最近20年では3歳勝って古馬になって有馬記念再び優勝しているものの、ずば抜けた実績馬であり、両馬ともその年のG1レースで勝利している。
そう考えると連続で凡走し、秋のG1シーズンぶっつけで有馬記念に臨むこの馬がオルフェーヴルやシンボリクリスエスのようなパフォーマンスで馬券圏内に食い込むか?と言われるとかなり疑問となる。
古馬になってからの勝利や馬券圏内ならリピートする可能性はあるがこの馬に関してはヒモに入れても3着候補となる。
ジャスティンパレス
神戸新聞杯圧勝で菊花賞3着と秋になってから調子を取り戻しているのがこの馬。昨年の年末に行われたG1ホープフルステークスでは2着に入るなど冬に強くなる馬という気がする馬。過去の有馬記念ではトゥザグローリーがこのタイプで2年連続で馬券圏内に入って穴を開けている。
そう考えれば菊花賞よりもパフォーマンスを上げて馬券圏内に入ってくる可能性は十分あるだろう。
ただ、マーカンド騎手の中山競馬場の今開催の成績があまり良くなく人気サイドでも馬券圏外に沈むことのほうが多くなっているのはマイナスか…。鮫島克駿ジョッキーなら積極的に買いたかったがここはヒモでも3着までとする。
ブレークアップ
連勝で有馬記念に参戦するのはゴールドアクターを思い出させるが、ゴールドアクターはその前年の菊花賞で3着に入るなど元々強い馬が勝っただけで8番人気ではあったがそれほど穴を開けた感はない。
この馬に関しては3歳クラシックはあまり活躍すること無く、やっと重賞で勝てたレベルの馬でありメンバーも揃っていないレースだったことを考えるとこのメンバーで出番があるとは思えない。
サッカーのワールドカップでアルゼンチンが優勝したことでサイン馬券が売れるかもしれないが普通の競馬ファンならバッサリ切るべき馬だろう。
ヴェラアズール
前走のジャパンカップでG1初制覇となったこの馬だが常に後方からの追込の末脚にかけるスタイルで末脚勝負に持ち込めるレースになれば出番ありだろう。
ジャパンカップはG1レースでも特に末脚勝負になりやすい長い直線のある東京コースだが有馬記念は小回りの中山競馬場である。ジャパンカップの前に勝った京都大賞典も阪神外回りコースという長い直線のあるコースであり上がり最速で一気に抜き去るには向いたコース。
似た感じの馬として一昨年穴を開けた牝馬サラキアがいるがこの馬も結局ものすごい脚で追い込んだものの2着に敗れている。
サラキアと同じ松山ジョッキーが今回またがるということで同じ競馬をして2着に入る可能性は感じるものの差し切って優勝するか?と言われるとそれはどうか?と感じる。2着3着候補の一頭にはしたいが勝てる可能性はあまり感じない。
有馬記念の予想
有馬記念は中山競馬場の芝2500メートルで行われるG1レース。 冬のグランプリレースであり予選を勝ち上がってきた馬とかではなくファン投票で選ばれた馬が走るレースとなっている。 このレースの特徴としては、コースを2周した後、急坂を登るタフなコース設計であり、内枠の馬が有利となるレースである。 ただ、差し追い込み勢にとっては外差しをしやすい外枠は歓迎であり、外枠から馬券に絡むことはかなり多いので2,3着なら外枠でも十分届く。 傾向として3歳馬の強さがあり、斤量-2キロというのはほぼ4歳となる年末の3歳馬にとっては非常に有利ということである。更に3歳馬に外国人ジョッキーが乗るとプラス。 牝馬も近年はかなり馬券に絡んでおり、クロノジェネシス・リスグラシュー・ジェンティルドンナと言った勝ち馬も出ている。 馬券圏内の馬の年齢はほぼ5歳まで。ここ10年で6歳以上で馬券圏内は18年のシュヴァルグラン6歳のみ。
本 命
(5)ジェラルディーナ この馬はなぜか毎回枠に恵まれる。前回もそうだったが枠に恵まれたこの馬はしっかりと勝っている。 上にも書いているが今年の夏以降は安定して馬券圏内に入っていて今がこの馬の走り時という気がする。 この馬のすごいところは1600メートルよりも2000メートルに伸ばしたほうが成績が良くて更に2200メートルに距離を伸ばしてから連勝でG1制覇。今回は更に距離が伸びて2500メートルとなるがこなせると見る。 毎年のように年末の重賞でやたら強いC.デムーロジョッキーなのでしっかり勝ってくれるだろう。
対 抗
(9)イクイノックス 消去法で選ぶとこの馬が対抗となった。上では危険な人気馬としているが頭で買うのは危険という意味であり馬券圏内は十分ある一頭だろう。何よりも他の人気馬と比べると臨戦態勢が万全であり、不安が少ない。 エフフォーリアは宝塚ぶりで馬体はかなり重くなっていそうだし、本命候補のタイトルホルダーもあの最悪な馬場の凱旋門賞で結構ちゃんと走ってしまっている。ディープボンドやドウデュースよりも疲れを残している可能性があるのが怖い。更に外枠…。ディープボンドは相当厳しい枠に入ってしまった。 ということでこの馬が1番ましなので対抗とする。 3歳馬は斤量のハンデもあるし、何より有馬記念にむちゃくちゃ強いルメールジョッキー。ちなみにルメールジョッキーはクリスマスの有馬記念は最近3戦連続連対している。クリストフ≒クリスマス…サイン的にもこの馬が来そう…。
三番手
(3)ボルドグフーシュ この馬も枠がいい。この枠に入っただけで買いと言ってもいいぐらい。上にも色々書いたけど安定感のある成績が一番。ただし関西からの輸送競馬が初めてなのは不安材料。馬格があるのでそこはクリアするとは思うが。
穴
(10)ジャスティンパレス うまんchuって番組で毎年言われているのが有馬記念は外国人騎手が乗る3歳馬を買えって法則。確かに外国人のまたがった3歳馬の成績はとてもいいので人気がないなら抑えておきたい一頭だろう。
購入馬券
5 単勝 5-3,9,10 馬連とワイド 10 複勝 今回の有馬記念はシンプルに当たると思う。
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