競馬の名前ってどうやってつけるの？馬名にまつわる豆知識

馬名イメージ

競走馬の名前っていろいろな名前があって変な名前の馬もいるけどこれって付け方にルールあるの？って気になる人もいるかも知れないので馬名の付け方についての豆知識を紹介してみよう。

馬名の文字数はカタカナ9文字以内

あまりにも長いと実況の人が読みにくいという理由とか新聞で紙面に書いた時に文字が読みにくくなるとかそんな理由があると思うが、JRAでは馬名はカタカナ9文字以内と決められている。

一文字の名前の馬は聞いたことが無いが2文字の馬はたまに居て、有名なのはモチという名前の馬。変な名前をつけることで有名な小田切さんという馬主の馬だ。
最近ではラーという名前の馬がいる。

馬名には広告宣伝になるような名前をつけることは出来ない

前にニュースになっていたがイエスタカスという名前を馬の名前に付けようとして却下されている。これはイエスタカスは高須クリニックの宣伝に使われるフレーズであり、これを連想してしまうからである。この元イエスタカスは今ダッシングブレイズという名前になって重賞制覇の大活躍。高須院長はもったいないことをしてしまったようだ…。
「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!?　名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題

ちなみに、昔堀江貴文氏が馬主だった頃、馬の名前にホリエモンと付けた事があるのだがその頃はまだそれほど有名人なわけでもなく、普通にその名前をつけることが出来たようだ。

却下された馬名の例としてはモモクロやインスタグラムなどの名前がある。

馬名は冠名＋〇〇のようなパターンが多い

馬主によっては馬名に必ず冠名を入れる人がいるので名前を見るだけでオーナーがわかる馬もいる。

例えば、セガサミーホールディングスの里見治氏の保有する馬は大体「サトノ」の冠名がついている。有名な馬で言うとサトノダイヤモンド、サトノノブレス、サトノクラウン、サトノアラジン、サトノアーサー…強い馬がとても多い。

他にはスズカ、カシノ、モズ、メジロ、メイショウ、タニノ、ロード、マイネル、タマモ、ヒルノ、レッド、ミッキー、アドマイヤなど。

あと、よく見るのがシゲルの冠名で障害レースにはほぼ毎回シゲルの冠名の馬がいる。かなりたくさんの馬を持っているようで名前をつけるのが面倒なのかその年によってルールがある。例えばシゲルお魚シリーズだったり、シゲルお野菜シリーズだったり、シゲル星座シリーズだったり…。今年はどんなシリーズかな？と夏頃になると気になってしまう…。
参考シゲルの馬名検索結果

北島三郎氏も冠名が決まっていて、言わずとしれたキタサンの冠名。キタサンミカヅキやキタサンブラックが有名だ。他の有名人としてはコパノの冠名で有名なドクターコパやリーゼントの冠名で有名な三浦大輔元ハマの番長など。