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脱税注意!馬券を当てて申告しなかった結果→懲役6ヶ月で会社もクビに…
ニュースサイトを見ていたらこんな記事があったので紹介したい。
どうやらWin5という最高6億円の当たるレースで大当たりして3億円儲かったのに申告せずに脱税しようとしたようだ。
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競馬の払い戻しには税金がかかる
初心者の人とかは当たり馬券の払い戻しに税金がかかることを知らない人が多いと思う。
法律上、当たり馬券の払い戻しは一時所得として確定申告しなければならない。(システムトレードなどで自動的に大量の馬券を購入している場合、事業所得になり、ハズレ馬券は経費となる場合もあるが基本的に一時所得の場合、ハズレ馬券は経費とならない)
ただ、知っていてもいちいち申告している人などほとんどいないのが現状だろう。
普通、当たっても数万円以下の少額の払い戻しがほとんどで競馬場やウインズの払い戻し機での支払いとなる。
こういう払い戻しまで税務署がチェックしつくすことは実質不可能なので基本的に申告していない人がほとんどだと思われる。
制限速度40キロの道を40キロで走っている車がほとんどいないのと同じことである。
高額の払い戻しの場合、100万円以上の払い戻しになるとマシンでは払い戻し出来なくなって窓口へ行かなければならないのだが特に身分証明書などは必要ないため、とんでもない額の払い戻しを受けていても税金を払っていない人もいるだろう。
芸能人は申告せざるを得ない
競馬の番組などに出演したり、新聞で予想を書いて実際に馬券を見せたりしている人は高額配当を受けた場合、新聞やテレビメディアなどで大々的に報道される。
そうなってくるとどれだけの一時所得があったのかが丸わかりなので税務署も指摘しやすい。そのため芸能人が時々何百万円当てた!っていうニュースがあるけれどその場合はきっちり税務署がマークしている。
ちなみに、初競りなどでマグロやらメロンが高値で落札されたニュースも税務署がチェックしていて次の年、マグロ漁師はちゃんと税金を払わされているとか。
Win5はネットのみ購入可能な馬券なのですぐにバレる
今回は窓口などで受け取るタイプの馬券購入ではなく、ネットのみで発売されているWin5で儲けたお金だったため、簡単に誰がいくら当てたかが丸わかりになって脱税が判明した。
JRAはWin5で高額な払い戻しを受けている人間を全て把握しているのでそのデータを全部税務署に渡していると考えられる。
その為ネットでの購入で超高額配当を受けた場合は必ず申告しなければならないわけである。
なのに今回、3億もの払い戻しを申告しなかったためこういう事態になったわけだ。
通常は懲役刑(今回は執行猶予付き)にまでなることは稀だと思われるが3億円という額があまりに悪質と判断されたのだろう。
しかも、公務員という国民の税金をもらって生きている人間が脱税というのは極めて国民感情を逆なでしている犯行であり、重い刑がでないと示しが付かないと判断されたと考えられる。
それでも2億円以上残る
今回の場合、一時所得の税金額が6200万円とあるので脱税による重加算税も加算されたと考えても明らかに2億円以上残る計算になる。
この人がシステムトレードで2億円のハズレ馬券がない限り、今税金を払って会社を首になっても2億円以上残ることになる…。
2億円と言えば普通の人の生涯収入と同レベルであり、この2億円を運用するだけで余裕で生活出来るレベルになるし、この2億円で不動産を購入すれば不労所得で悠々自適生活ができるだろう。
ということで競馬には夢があるよねって結末でした…。
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