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有馬記念の現地観戦は大混雑!生で見たい人に知ってほしいことまとめ

有馬記念イメージ
有馬記念といえば年に一度の競馬の祭典ですが、競馬ファンならずとも現地観戦してみたいと思いますよね。

そこで今回は有馬記念を現地で観戦するとどんな感じなのか何度も有馬記念を生で現地観戦してる私が紹介してみます。

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そもそも有馬記念ってどんなレースなの?

ここで少し有馬記念のことについて紹介しておくとWikipediaには以下の様な説明がある。

1955年(昭和30年)まで、暮れの中山競馬場では中山大障害が最大の呼び物であったが、東京優駿(日本ダービー)などと比べ華やかさに欠けていたことから、当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧が中山競馬場の新スタンド竣工を機に「暮れの中山競馬場で日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案。当時としては他に類を見ないファン投票で出走馬を選出する方式が採用され、1956年(昭和31年)に「中山グランプリ(なかやまグランプリ)」の名称で創設された。

しかし、第1回中山グランプリの興奮も冷めやらぬ1957年(昭和32年)1月9日に創設者の有馬理事長が急逝したため、有馬の功績を称えて第2回から「有馬記念」に改称。以来、中央競馬の一年を締めくくるレースとして定着した。施行場は創設時より中山競馬場で変わっておらず、施行時期も12月下旬で定着している。

地方競馬所属馬は1995年(平成7年)から出走が可能になった。外国馬は2000年(平成12年)から2006年(平成18年)まで、当該年度のジャパンカップを優勝した馬のみに出走資格が与えられていた。2007年(平成19年)からは国際競走となり、外国馬の出走枠も6頭に増やされた。

俺は関西人なので有馬記念は有馬温泉の関係だろうと長年思っていたが全然違っていた・・・。有馬さんのことだったのか。。。

とにかく有馬記念は歴史ある日本競馬の祭典であり競馬ファンならずとも参加したいレースなのだ。だからこそ有馬記念を現地観戦する際には注意が必要ということである。

有馬記念の混雑具合

有馬記念は中山競馬場で開催される。中山競馬場というのは船橋市にある中央競馬の競馬場で船橋法典駅から地下道でつながっている。中央競馬の開かれる競馬場なので地方競馬などと比べると大きいが東京競馬場ほどの規模ではない。

競馬で一番客が入ったのが日本ダービーで1990年の196,517人。広い東京競馬場でもこの人数以上はかなり厳しいと思われる。ちなみに2015年のダービーで129,579人だった。

スポーツイベントとして考えるとサッカーの日本代表戦で最高69,029人(2002年ワールドカップ決勝戦)だったり、東京ドームが満員で55,000人であることを考えると観戦者数の多さが理解できると思う。

そして2015年の有馬記念の入場者は121,319人と12万人を超えている。お分かりいただけるだろうか?どれだけ混雑するかが?

ゴールドシップの返し馬
ゴールドシップの返し馬を見た時の様子。

前回行った時は1レース目が始まるぐらいに到着したがすでにほぼ満員

私は関西人で関西のG1レースによく行ってるのだが1レース目のスタンドがすでに阪神JF(G1)を超えているレベルだった・・・。ちょっと移動するのも大変な人混みで何を買うにもとにかく行列。おみくじ馬券を買う列が500メートル以上伸びていた・・・。

パドックかレースか選ぶ

はっきり言って有馬記念のパドックを見てからレースを見に行こうとしても無理かもしれない。

人が多すぎてパドックから移動するのにものすごい労力が必要だからだ。

もしもレースをみるために席を取っておいたとしても、そこまでたどり着ける保証がない。通路に人が溢れすぎて身動き不能になるから。

私の場合はもうパドックは最初から捨ててレースを見るために色々歩いてさまよって人に押され流され助けてくれー状態になって気付いたらシルバー席に迷い込んでいた・・・。

シルバー席ならギリギリ見える。ただ周りがおじいさんだらけなので視線が辛い。それでもやべぇ出なきゃと思ってもまず出口が塞がれていて出れないのでもうレース終了まで動けない状態だった・・・。

老人にリンチにされるリスクはあるがどうしようもない場合シルバーゾーンに迷い込むことも考えておくと良いかもしれない。

返し馬

どうしても席に座りたいなら指定席を申し込む

通常指定席は当日の朝、開門前から並んだりすると買えるのだが有馬記念の指定席はハガキで事前に申し込んだ人が抽選で購入できる。
有馬記念当日の指定席券発売方法【中山競馬場】 JRA
ちなみに11月10日必着なので相当前から申し込む必要がある…。

自由席をゲットするために並ぶ場合は朝、始発で並ぶ方がよいかもしれない(それでも確実とは言い切れないが)。本気で並ぶ人はダービーなどもだが、約1週間前から列を作り始める…。

有馬記念の馬券は早めに買う

馬券を買う列も凄いことになる。有馬記念のパドックを見てから買おうとしても買えない可能性を考慮しておく必要があるだろう。

私の場合はスマホのアプリで買ったのでこんな猛烈な列に並ぶ必要は無かったのだが、それでもたまに回線が混雑してフリーズする場面があったのでこの方法もリスクが有ると考えておいたほうがいいかもしれない。

ただ、数年前にスマホで買おうとした時は電波が全くつながらなかったことを考えると回線が大幅に改善されていることは間違いない。
参考馬券はアプリで買ったほうがいい理由

色々飛んで来るから気をつける

観客がもうものすごいいきり立っている。信じがたいほど興奮している人々がいるので手に持った新聞紙とかが飛んでくる危険性がある。一番飛んで来るのが唾・・・。

みんな興奮して叫ぶので人が密集したところで観戦していると普通に飛んできて最悪だ・・・。気をつけよう。

足元にも気をつける

競馬場の人々は何故かゴミは足元に捨てる習性がある

まぁ有馬記念レベルになるとゴミ箱まで辿りつけないというのもあるだろうがそれにしてもマークシートやら馬券やら新聞、ペットボトル、紙コップとめちゃくちゃな量のゴミが散乱しやばい状態になる。

気付かずに踏むと滑ってこけることもあるので足元にはくれぐれも注意が必要!

帰りの時間に気をつける

行きはみんなばらばらの時間で来るのでそれほど集中混雑はなくそこそこ普通に歩けるレベルだが帰りの地下道は超渋滞

電車が来ても乗り込める量は決まっているので駅に入れる人数を調整することになる。そのため地下道に人が溢れ動けなくなる。

10万人の人が一気に動くと全てがパンク状態になるわけである。

最悪の場合船橋法典駅までかかる時間は70分と発表されている。

電車も相当混雑するので船橋法典を諦めて他の路線を利用するというのも有りだろう。

私の場合は大体の場合西船橋駅まで歩く。徒歩20分ほどかかるが最大70分待つより絶対マシなので。

ちなみに車の場合ももちろん周りの道路は歩くのと変わらないぐらい渋滞しているので、とんでもない時間かかると考えたほうがいいだろう。

オルフェーブル
レース終了後に引退式などのイベントが有ることもあり、そういうイベントで時間を潰してから駅へ向かうというのもありかもしれない。

イルミネーションを楽しもう

クリスマスツリー
中山競馬場には名物のクリスマスツリーを始めとしたたくさんのイルミネーションがある。

帰り道の大混雑に巻き込まれるぐらいならレース後、暗くなった場内で点灯されたきれいなイルミネーションを鑑賞してから帰路につくというのもありだろう。

グルメも充実

中山競馬場のフードコートにはたくさんの飲食店が入っていて、美味しい店もたくさんある。数年前まではいまいちだなと思っていたのだがここ数年で一気におしゃれで美味しい店が増えたと感じる。

レースが終わったあとはみんな競馬場から帰ろうとするのでフードコートが空いていてあまり待たないでも飲食することが可能。

参考中山競馬場レストラン・ファーストフード

有馬記念観戦の注意点まとめ

私の場合ぶっちゃけそんなに行きたいレースじゃない。混雑が激しすぎて割にあわない感じが凄いから。
でも競馬仲間と一緒にお祭りを楽しむにはなかなか楽しいのでなんだかんだで行っちゃうレース。。。

ゆっくりとレースを楽しむためには指定席が一番だと思うので毎年10月ぐらいから募集する指定席抽選に応募して有馬記念の指定席をゲットしてから参加することをおすすめする。まぁ中々当たらないけど。。。

参考:地方競馬がむちゃくちゃ儲かる!おすすめする理由

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馬キチ

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2010年より競馬を始めて以降毎週末、競馬場へ行ってしまう競馬マニアの馬キチです。

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